世界の稀少石10傑の1つグランディディエライトとは?

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今回は世界の希少石10傑にも数えられるグランディディエライトについてご紹介したいと思います。グランディディエライトは希少石として有名なエメレージバイト、ベニトアイト、ターフェライト等と並んで世界の希少石トップテンに数えられる宝石で、2015年には世界有数の経済紙『フォーブス』に世界で3番目に高価な宝石として評価されました。
鉱物としては1902年にマダガスカルで発見されていたのですが、その当時は透明度の高い宝石質の物は一切発見されず、宝石としての価値はほとんどありませんでした。しかし、21世紀になりようやく純度の高い宝石質の物が産出され、奇跡のような宝石として注目されています。
今回は、まだまだ知名度としては低いですが非常に美しいグランディディエライトの詳細をご紹介します。

グランディディエライトの特徴

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宝石名 グランディディエライト
主なカラー 青、青緑
モース硬度 7.5
屈折率 1.590 – 1.623
主な産地 マダガスカル、南アフリカ、アメリカ

グランディディエライトが初めて発見されたのは1902年マダガスカル南部海岸、アンドラホマナの崖です。このグランディディエライトという宝石名はマダガスカルの自然史を研究していたフランス人の探検家アルフレット・グランディディエにちなんで名づけられたそうです。グランディディエライトは極めて希少な鉱物ですが、マダガスカルで発見後には、世界中約50か所の特定の条件を満たす場所で発見されています。しかし産出されるグランディディエライトのほとんどは透明度が低く、宝石質の物は一切なくカボション級のものばかりでした。

宝石質のグランディディエライト

宝石質のグランディディエライトが初めて産出したのはつい最近で、2000年にスリランカでわずか0.85カラットのグランディディエライトが発見され0.29カラットのルースにカットされました。その後2014年になり最初の発見地マダガスカルのアンドラホマナ岬の近くで極めて純度の高いグランディディエライトが発見され現在の地位を気づいています。グランディディエライトのアクアマリンのような透明度の高い青~緑は微量に含まれる鉄分による発色と考えられ、2014年に発見されたグランディディエライトも0.1%以下の鉄分が含まれています。

宝石としての価値

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宝石の価値を判断する項目の一つにその希少性がありますが、グランディディエライトが世界で3番目に高価と言われる理由もそれがあるでしょう。グランディディエライトは宝石質の物が発見された2014年から2016年前半までに産出された原石は僅か800kgです。この中でも透明度が高く宝石として利用できるのは60gで、ルースにして30個(2カラット以上は10個未満)しか得られていません。
これを聞いただけでもグランディディエライトがどれだけ希少で価値があるかわかりますね。現在でもナミビアやスリランカなど世界各地で産出されますが、宝石質の物は非常に少なく、まさに奇跡のような確立でしか出会えない宝石と言っていいでしょう。

まとめ

今回は世界の希少石10傑に数えられるグランディディエライトについてご紹介しました。グランディディエライトがどれだけの希少性を持っているのかわかっていただけたのではないでしょうか?
宝石質のグランディディエライトは高い透明度とアクアマリンのような美しい青~緑色を示す宝石です。もしグランディディエライトを購入できるチャンスが来たら、奇跡の出会いと思って是非手に入れていただきたいものです!

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