華麗なる皇室ジュエリーまとめ

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皇室ジュエリーと聞いて「皇室御用達(宮内庁御用達」)」という言葉を思い浮かぶ方はどれぐらいなのでしょうね。
TV番組や商品の広告などで「皇室御用達の~」等の使いまわしが時々出てくることを聞いたことがあるかと思いますが、そもそも「皇室御用達(宮内省御用達」)」は昔、大日本帝国憲法下で厳しい選定のもと名乗れる認可制の物だったそうです。それが現在では、「皇族の方が使用されている由緒ある商品」を取り扱う業者やお店の事を指すようになり、特別な審査はありませんが、皇室愛用とのことで特別な信頼を得られます。もちろん宝石などの業者にもありましたが、ティアラなどのジュエリーに関しては、寛仁親王家の次女瑶子さまの時から入札により製作する業者を決めています。最近では、秋篠宮佳子内親王に「成年の儀」にご使用になるティアラの入札が話題になった事は記憶に新しいかと思います。
今回は、そんな皇室ジュエリーについてご紹介したいと思います。

過去の皇室ジュエリーいろいろ

皇室のティアラは1885年(明治18年)頃に製作制作されたそうで、3連のダイヤモンドネックレスと星型のブローチがセットになっていたそうです。

tea01明治天皇皇后美子様(昭憲皇太后)
tea02大正天皇皇后節子様(貞明皇后)

トップの部分は丸いダイヤモンドと星型のブローチと取り替える事が出来るそうで、このティアラが日本の皇族の為に製作された最も古い伝統のあるティアラです。このティアラは、歴代の皇后さまに受け継がれていて、今も皇后様の頭上で輝いているそうです。

日本皇室のティアラを全ては載せきれないので詳しく見たい方はコチラも確認してみてはいかがでしょう!

佳子さまのティアラ

日本皇室では、女性皇族が成人する際に新年祝賀の儀などの行事で着用するティアラを作るそうです。2013年には「秋篠宮ご夫妻の次女の佳子さま」のティアラの製造業者の企画競争入札がありました。過去には『MIKIMOTO』が随意契約で製造していたそうですが、近年では入札制がとられています。
その入札の結果『MIKIMOTO』が約2900万円でティアラの製作を請け負う事が決定しました。一般人が「2900万円のティアラ」と聞くとすごく高額に思えますが、ネットの声では「1億ぐらい使って豪華なの作れよ」「桁が1つ足りないのでは?」等の声もあったそうです。因みにこのティアラの製作費用は皇室の宮廷費から出ていて、佳子様が皇室を離れる際に国庫に返却されるそうです。

佳子さまが「新年祝賀の儀」にて初めてティアラ姿を披露したときの画像がこちらです。
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宮内庁御用達!MIKIMOTOのすごさ!

日本において真珠の養殖を開発した『MIKIMOTO』。初代である「御木本幸吉」がパールジュエリーの発展に生涯をささげ、その意思を現在に受け継ぐ日本の誇る老舗ジュエラーです。
その『MIKIMOTO』は1924年(大正13年)貴金属装身具業者として日本で初めて「宮内省御用達」に任命されました。その当時は皇室の御婚儀、御即位に使用する調度品はパリやロンドンのジュエラーから調達していましたが、『MIKIMOTO』の正確でハイレベルな技術が認められた証拠です。
「御木本幸吉」と皇室の逸話として、

1905年(明治38年)、幸吉はそれまでの真珠養殖の研究が認められ、明治天皇に拝謁する栄誉を与えられた。真珠の養殖はまだ完璧ではなく発展途上の段階であったが、幸吉は天皇に対し「世界中の女性の首を真珠でしめてご覧に入れます」と大見得を切り、周囲の人間を大いに慌てさせたが、幸吉はその後、真珠の養殖技術を完成させ、見事その言葉を実現させた。また、第二次世界大戦後、日本各地を行幸した昭和天皇が幸吉の所を訪れた際、93歳だった幸吉は「あんた、よく来てくれました。ありがとう、ありがとう」と言ったとされている。現人神だった天皇が人間宣言をし、それを独自の社交性をもって迎えた逸話として知られている。昭和天皇も、そんな幸吉に親近感をおぼえたと言われている。
出典:http://www.weblio.jp/

があるそうです。おどろきですね!

まとめ

今回は「華麗なる皇室ジュエリー」についてまとめてみました。初めて聞くお話なども多かったのではないでしょうか?
歴史あるティアラや現在のジュエラーが技術を駆使した最新のジュエリー共にとても美しく素敵ですね。これからはTVなどで皇族の方のニュースを見るときには、ティアラやネックレスなどのジュエリーに注目してみると良いかもしれませんね!

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