ブルーサファイアの呼び方まとめ

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サファイアはピンクがかったオレンジが綺麗な「パパラチャサファイア」など実は多くのカラーバリエーションがあることでも有名ですよね。しかし、サファイアと言えばやはり王道の『ブルー』を思い浮かべる方も多いのではないのでしょうか。そんなサファイアの代表カラーである『ブルー』にも、実は様々な呼び名があるって知っていましたか?
今回は、そんなブルーサファイアのいろいろな呼び方をご紹介いたします。

サファイアのブルーいろいろ

それではサファイアのいろいろな『ブルー』をご紹介いたします。

コーンフラワーブルー

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『コーンフラワーブルー』は、矢車草(ヤグルマギク)のような濃い青色を表す物で最高品質のサファイアを指しています。
この『コーンフラワーブルー』と呼ばれるサファイアは元々、インドのカシミール地方の熱水鉱脈で採取される最高品質のサファイアのみがこの名前で呼ばれていましたが、約100年前には枯渇しています。『コーンフラワーブルー』の特徴は、ベルベッティーな光沢と独特な柔らかい青色で、深みの中に包み込むような光沢で見るものを魅了します。
現在ではスリランカ産やマダガスカル産の物も『コーンフラワーブルー』として流通しています。

ロイヤルブルー

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『ロイヤルブルー』はその名が表す通り「イギリス王室」が関わっています。これはイギリス王室がミャンマー産(ビルマ)のブルーサファイアに与えた呼称で、深く濃い、彩度の高い青色をしています。このブルーは、古代ローマ帝政時代に高貴な色の象徴とされていた「紫みのある鮮やかなブルー」のことを指しているそうで、気品のある『ロイヤルブルー』はコーンフラワーと並んで非常に人気があります。

ミッドナイトブルー

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『ミッドナイトブルー』サファイアは、サファイアの中でも比較的に安価に手に入れることのできるサファイアです。

ミッドナイトブルーサファイアは「インクブルー」とも呼ばれ、その名の通り、透明度が低く、インクのような濃い青い色をしているのが特徴です。
ミッドナイトと呼ばれる所以は、深いブルーが混ざりあって、まるで真夜中のような深く濃い青が由来しているのでしょうね。

まとめ

今回は、サファイアの代表格と言ってもいい『ブルー』のサファイアの呼び名についてご紹介しました。
サファイアは近年、ファンシーカラーサファイアの人気も高くなっていますが、やはり、気品のある伝統的な青色のサファイアは絶大な人気を誇っています。青色と言っても淡い青から濃い青まであらゆる色で楽しましてくれるブルーサファイアは、ぜひ、一つは持っておきたい宝石ですよね。

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