宝石で最も高価な宝石の一つ?グラム3000万円と言われるペイン石

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宝石には数多くの高価な物がありますよね?まず一般の人が思い浮かぶものと言えばやはり『ダイヤモンド』等のメジャーな宝石などではないでしょうか?
宝石の中にはその希少価値によって特別に高価な価格で取引される宝石もあります。もちろん『ダイヤモンド』や『ルビー』等のメジャーな宝石も高価ですが、その中でも最も高価な宝石の一つと言われるもので『ペイン石』と言う石がありますが、聞いたことがある方はあまりいないかもしれませんね。
今回は、そんな宝石の中で最も高価な物の一つと言われる『ペイン石』をご紹介したいと思います。

ペイン石とは?

ペイン石は1950年代初頭にイギリスの宝石商のアーサー・C.D.ペイン氏が発見した比較的新しい宝石です。
この宝石は、ビルマのモゴク周辺で初めて採掘され、その組成はカルシウムとアルミニウムとジルコニウムの硼酸塩という宝石としては異例の組成持ちます。モース硬度は8で硼酸塩鉱物では異例でスピネル等と同様に高い値を示します。
純粋なペイン石は、無色透明のな鉱物ですが、大抵は 赤褐色やオレンジ色の物が採掘されるそうです。

ペイン石が高価な理由

化学組成
(Composition)
結晶系
(Crystal System)
モース硬度
(Hardness)
比重
(Density)
屈折率
(Refractive Index)
CaZrAl9(BO3)O15  六方晶系
(Hexagonal)
8 4 – 4.03 1.788 – 1.816

ペイン石が異常なほど高価な理由は、その希少性が最も大きな理由となっています。ペイン石は上でも書いた通り1956年に初めて発見されました。しかし、その後1979年までは、なんと1.7gと2.1gの2個しか発見されなかったそうです。このお話からペイン石の異常な希少性がわかってもらえるのではないでしょうか?宝石の価値を決める基準として、その『希少性』は非常に大きく関係しているのです。少ないものほど欲しくなるのが心情ですよね。
最近では2001年にモゴク近郊で 11g の結晶が発見され、タイの宝石研究所でも2.5カラットのカットされた宝石がペイン石であると確認されました。また、2005年にはとうとう鉱脈が発見されましたが、宝石質の物が市場に多く流通するほどの量ではない為、希少性と価格は非常に高いままとなっていて、最高品質の『ペイン石』となるとグラム3000万円を超えると言われています。

まとめ

今回は宝石の中でも最も高価な物の一つ言われる『ペイン石』についてご紹介しました。
ペイン石は初めて発見されてから約30年間の間世界中で2個しかないと言う状況なほど希少価値が高い宝石です。というのも宝石の組成がとても特殊である特定条件下でしか生成されないという理由もあるそうです。近年では、やっと鉱脈も発見され少しずつ発見数も増えているそうですが、宝石質の物となると相変わらず市場に流れるほどの量ではないそうで、その希少価値は高いままだそうです。
それにしても、人の持っていないものを持ちたいという気持ちは少しわかる気もしますが…最高品質の物がグラム3000万円以上というのは驚愕の値段ですね!一度でいいから実物を見てみたいものですね。

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