ブラックオパールの購入で気を付けるべきこと

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オパールの偽物!?…何それ?

見る人や角度によって様々に色彩を変化させるオパールは、古くから多くの人に愛されてきました。「遊色効果(プレイ・オブ・カラー)」と呼ばれるこの輝きにより宝石一つ一つが異なる個性を持っています。しかし、その人気の高さゆえに偽物も多く見られます。
例えば、祖母が持っていたブラックオパールの指輪を、デザインが古いからと宝石店でリフォームを依頼したときなどに、店員さんに「貼り合わせのオパールです」と教えられた…なんてお話も多いようです。そもそも「貼り合わせって何?」って思いませんか?オパールには巧妙に偽装したまがい物があるんです…人気が高いゆえのオパールのリスクを、これから買おうと思っている方へ、購入するときの注意すべき点を紹介したいと思います。

加工オパールの種類

ダブレット

タブレット・オパールとは、天然のクリスタルオパールの下に鉄鉱石などの母岩を貼り合わせて作ったものです。その結果、遊色効果と輝きが増し、貴重なブラックオパールやボルダーオパールと似たような見た目を作りだすことが可能になります。
こちらは、宝石のの上部が本物のオパールですので目で見て見分けることは難しいです。
では偽物でも良いのでは?と思いがちですが、天然ではないので年数の経過と共に接着剤が剥がれてくるということも起こりえますので注意が必要です。

トリプレット

ごく薄いオパールの欠片の上下をプラスチックや鉄鉱石などの素材でサンドイッチのように挟んだもの。これはブラック・オパールに似せるための加工としてもよく使われる方法です。もちろんこれは本物のオパールではないので、指輪などに使用した際には、年数と共に曇りが見えてくることもあります。手法としては、オニキスなどの黒い素材を下にして、そこにオパールの薄片を載せます。そこにプラスチップをかぶせることでブラック・オパールのような黒い輝きを放つ偽物のオパールができあがりです。

オーパライト

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オーパライトはオパールの偽物の中で唯一「偽物と断言できる石」です。

人工的にオパールに似せて作ったもので「オーパライト」や「オパライト」と呼ばれて世に流通しています。こちらはガラスやその他の素材で人工的にオパールの輝きを真似して作られたものです。パワーストーンなどの一種として扱われることも多く、これらは宝石とは言えない「シンセティックストーン(人工石)」として扱われます。

ギルソンオパール

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人工の貼り合わせオパールのなかで有名な「ギルソンオパール」これはフランス人のピエール・ギルソンという人が作り出した人工ブラックオパールなのですが、その色合いは、本物そっくりで、よほどオパールを見慣れている人ではないと見分けることは難しいです。しかし、これは人をだます目的で作られたわけではないので、不当にこれを売りつけられたという話はあまり聞きません。でも、本物を探している方は注意が必要です。見分けるには、ルーペを使って石を見ると、斑の境目が天然のオパールと比べ、スムースでなく、モザイクのようになっているのが特徴です。

本物と偽物の見分け方

  1. 裏を見る
    裏が金属などで完全に覆われているかをチェック!
    既に指輪やペンダントなどに加工されている場合であっても、天然のオパールの場合でしたら、完全に裏を塞ぐような加工がされているものは少ないです。
  2. 横から見る
    真横に継ぎ目があるかどうかをチェック!
    トリプレット・オパールもダブレット・オパールも人工的に接着剤を使用して貼り合わせて作られたものです。そのため石を真横から見た場合に、母岩とオパールとの境目が不自然にまっすぐであるものは接着剤を使用して人工的に貼り合わされている可能性が高いです。

天然のオパールかどうか見極める

今回はブラックオパールを買う時に気を付けることについてご紹介してきました。いかがでしたか?人工のオパールも一つの商品として販売できるほどきれいに作られているので一つ欲しくなってしまいそうですね。でもどうしても天然のオパールが欲しいという時は注意が必要です。そんな時はぜひ今回ご紹介した方法で天然かどうかを見分けてみてくださいね。

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