ジュエリーについて、鉱物の種類、宝石の秘話や誕生石の情報などはよく調べたり聞いたりするかと思いますが、「日本のジュエリー業界を牽引してきた著名人」というのはあまり知られないジャンルなのではないでしょうか。しかし、今ある様々なジュエリーの繁栄があるのはこれから紹介する方々の功績があったからこそなのです。では今回は、そんな日本のジュエリー業界の著名人をご紹介します。
諏訪恭一さん(諏訪貿易株式会社会長)
慶應義塾大学経済学部卒業。1965年米国宝石学会(GIA)宝石鑑別士(G.G.)資格を日本人第一号として取得。1983~1985年、CIBJO(国際貴金属宝飾品連盟)色石委員会副委員長。1985~1989年、ICA(国際カラーストン協会)執行委員。1991~2001年、NHK学園ジュエリー講座講師。1995~1996年、(社)日本ジュエリー協会宝石部会ダイヤモンド小委員会委員長。1997~1999年、(社)日本ジュエリー協会理事等を歴任した方です。
原田信之さん(諏訪貿易株式会社取締役)
諏訪株式会社取締役 第1営業部部長兼第3営業部部長。1959年東京都生まれ。1983年に明治大学を卒業後、諏訪貿易株式会社に入社。宝石の買付けは世界18カ国に及び、なかでもアントワープへの買付けは100を超えます。諏訪株式会社が運営する「ho-seki.com」の責任者も行っており、30年間で百数十回に及ぶ宝石の海外買い付けとジュエリーのプロデューサーとしての経験を生かして、相続、オークションの査定や資産性のある宝石の購入のアドバイスを行っています。
岡本憲将さん(ギンザベルエトワール代表)
ギンザベルエトワール代表。
ジュエリー関係の著書も出版しており、『宝石の常識』(全8冊)を代表著書とし、宝石業界で世界をまたにかけ、活躍するジュエリーアドバイザーです。
ジュエリー関係の著書も出版しており、『宝石の常識』(全8冊)を代表著書とし、宝石業界で世界をまたにかけ、活躍するジュエリーアドバイザーです。
また、原石を直接購入するべく自ら数々の宝石原産国に出向き、自社独自の宝石輸入ルート(自社鉱山所有)により、グローバルスタンダードの宝石を提供しています。
小松博氏さん(真珠科学研究所所長)
真珠科学研究所所長。
ミキモトの研究室にて20年以上にわたり勤務。退職後の1987年に自ら真珠科学研究所を設立し、宝石真珠の啓もう活動を行っています。特に世界的に有名なのは、世界で初めて黒蝶真珠の鑑別法を確立したことです。福井の鳥浜貝塚、北海道の茶浄貝塚等、遺跡から発掘された真珠の鑑別も任されていています。代表著作に、JJAジュユリーコーディネーターのテキスト「真珠」の部があります。
ミキモトの研究室にて20年以上にわたり勤務。退職後の1987年に自ら真珠科学研究所を設立し、宝石真珠の啓もう活動を行っています。特に世界的に有名なのは、世界で初めて黒蝶真珠の鑑別法を確立したことです。福井の鳥浜貝塚、北海道の茶浄貝塚等、遺跡から発掘された真珠の鑑別も任されていています。代表著作に、JJAジュユリーコーディネーターのテキスト「真珠」の部があります。
日本のジュエリー界を支えるプロフェッショナル
今回は日本のジュエリー界を支え、盛り上げてきた方々をご紹介してきました!
鉱物やジュエリー自体ばかりに目を向けず、たまにはこのように業界に尽力されている方々に着目してみるのも良いかもしれませんね。ぜひ、日本のジュエリー界を支えている方々の著書やブログなどを読んでみてはいかがでしょう?