キャッツアイの魅力

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皆様は宝石における『キャッツアイ』という言葉を聞いたことがありますか?
日本では『猫目石』と言う名前で親しまれてきましたが、最近ではキャッツアイという呼び名が一般的となっています。
キャッツアイは『石』を指すのではなく、光学効果によって宝石が猫の目の様な効果が表れることを指す場合もありますが、宝石を表す時の『キャッツアイ』は一般的に「クリソベリル・キャッツアイ」を指します。光を当てることにより猫の目の様に縦一条に引き締まった線が出る様子からこの名前で呼ばれています。
今回は見る人を魅了してやまない『キャッツアイ』にスポットをあてたいと思います。

キャッツアイの仕組み

猫の目の様な光学効果を示す理由は、宝石内部での光の反射によるものです。正確には、宝石鉱物内にある微細な「繊維状、チューブ状、針状」の結晶が平行に並んで含まれている場合に、インクルージョンが伸びている方向が底面と平行にカボション・カットされたときに起こります。これは、カボション・カットされた宝石の場合にレンズのような集光作用もち、強い光の帯が現れるからです。

カボション・カット
カボション・カット(cabochon cut)は宝石のカット法の一つで、石を丸い山形に整えて研磨し、光の反射ではなく石そのものの光沢や文様を生かすカットの方法。
出典:wikipedia

超希少!クリソベリル・キャッツアイ

人々を魅了してやまない『クリソベリル・キャッツアイ』ですが、世界各国に比べ、特に日本での人気が高いそうです。その希少性は「クリソベリル」が年間供給量1万カラット未満と希少な宝石ですが、その中でも『キャッツアイ』となれば年間1千カラットもないといわれるほど非常に希少な宝石です。

キャッツアイは光の帯がカジェホンカットの中心にくっきりと現れるものが最も好まれます。この石は、光源を動かすと帯が左右に動き、両側の色合いが変化します。その色合いは光源に近いものが「ハニーカラー」、遠いものが半透明な「ミルキー」に見えるものが高評価です。
産地はスリランカ、タンザニア、ブラジル、インドが有名で、そのほとんどが日本市場に向けられているほど日本では特別な人気の宝石です。

偽物に注意!

これだけ人気で希少な『クリソベリル・キャッツアイ』なので、合成品等の偽物も多いだろうと思うかもしれませんが、実際は合成の『クリソベリル・キャッツアイ』が市場に出たことはないそうです。チタン酸マグネシウムの合成品は市場に出たことはあるそうですが、それも今では全く見られないそうです。『クリソベリル・キャッツアイ』の合成宝石作成に関しては、住友セメントや京セラが成功したと言う話があるそうですが、市場には出ていません。これは、日本では合成宝石が全く受け入れられない為と推測されています。
しかし、過去に「キャセイ・キャッツアイ」という『クリソベリル・キャッツアイ』にそっくりな模造石が売られていたことがあるなど、偽物はあるみたいなので購入の際は注意しましょう!

光源の角度で楽しめるキャッツアイ

今回は『クリソベリル・キャッツアイ』についてご紹介してきました。この宝石は、日本で特別に人気があってそのほとんどが日本市場に向けられているなんて驚きですね。
「キャッツアイ」は、光源の角度でいろいろな表情を示してくれるとても魅力的な宝石で、昔から『クリソベリル・キャッツアイ』を額に押しつけると「先見の明」が得られると信じられていた、とても神秘的な宝石です。是非、一つは『クリソベリル・キャッツアイ』のジュエリーを手に入れてみたいですね!

キャッツアイ効果をより鮮明に見ることの出来る方法を紹介した記事もありますので、是非こちらも読んでみてください!

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2016.07.26

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