色が変化する神秘的なダイヤ『カメレオンダイヤモンド』

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宝石の王様といえば、ダイヤモンド!そんなダイヤモンドのなかでも様々な色を持つ「カラーダイヤモンド」というものがあるというのは以前の記事で何回かご紹介してきました。今回は、そんなカラーダイヤモンドの中でも「カメレオンダイヤモンド」という種類をご紹介します。

カラーダイヤモンドの種類

では、まずカラーダイヤモンドの種類をざっとおさらいしていきましょう!
カラーダイヤモンドには、ピンクダイヤ、レッドダイヤ、オレンジダイヤ、イエローダイヤ、グリーンダイヤ、ブルーダイヤ、バイオレットダイヤ、パープルダイヤ、ブラウンダイヤ、ホワイトダイヤ、グレーダイヤ、ブラックダイヤ、カメレオンダイヤ、バイカラーダイヤ、レアーダイヤの15種類があるといわれています。
その中で最も高い評価を受けるのが「レッドダイヤモンド」と「ブルーダイヤモンド」です。
もっと詳しくカラーダイヤについて知りたい方はこちらの記事もぜひご覧ください!

レッドダイヤモンド・ピンクダイヤモンドの魅力

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カメレオンダイヤモンドとは?

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出典:http://www.moneyclip-nav.net/

カメレオンダイヤモンドとは、名前のとおり、条件によって色が変わるダイヤモンドのことをいいます。
発見されたのは1943年で原石は2.24ctでした。光をあてたときにブロンズ色から緑色に変化します。このダイヤモンドはC.A.Kiger社によってカメレオン・ダイヤモンドと名付けられました。このカメレオンダイヤモンドにはこんな逸話が残っています。

アメリカの宝石店主がヨーロッパのダイヤモンドディーラーにオリーブ色のダイヤを注文しました。荷物が届いて中のダイヤモンドを見たらイエローダイヤが入っていました。
そこでアメリカの宝石店主が「イエローダイヤが入っていた」と文句を言うと、ヨーロッパのディーラーは「いや間違いなくオリーブ色のダイヤを入れて発送した」と引き下がりません。
そのためよく調べてみたら、何と届いたダイヤモンドは色が変わるダイヤモンドでした。

カメレオンダイヤの定義とは?

中央宝石研究所によるカメレオンダイヤの定義は、加熱をした時、または光に当てたときにダイヤモンドの色が変化する物と定義されているようです。色が変わる明確な理由は未解明のようですが、このタイプのダイヤモンドは水素を多く含んでいるようです。

『加熱』は、緩やかに温度変化させ、大体200℃~300℃程度で変色が観察されます。しかしこれは一時的なものです。『光に当てたとき』は、ある時間(例えば一晩)金庫などの暗所に保管しておき、明るい部屋で取り出した場合に変色が観察される
引用:http://www.cgl.co.jp/

他に色が変わるので有名な宝石は「アレキサンドライト」がありますが、アレキサンドライトは光源(光の波長)によって変色しますが、カメレオンダイヤは、温度と光によって変わるのがほとんどですので間違うことはなさそうですね。
ちなみに一般的なカメレオンダイヤは、常温でオリーブグリーン~グリーングレー系の色をしていて、加熱後は淡いレモン色~オレンジイエローの色調を出すと言われています。

まとめ

今回は、カラーダイヤモンドの一種で、条件によって色が変わる「カメレオンダイヤモンド」をご紹介してまいりました。いかがでしたか?条件によって色が変わる宝石は数少ないのでおもしろいですね。光の波長のみで変色が確認できるアレキサンドライトと比べても、温度と光によって変色が確認できるカメレオンダイヤはより希少です。ぜひ、実際に自分の目で見てみたいものですね。

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