鮮やかなオレンジでマンダリンとも呼ばれる鮮やかなオレンジガーネット

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ガーネットは日本名でザクロ石と呼ばれるように濃い赤色の宝石として有名ですね。ほかにも美しいグリーンで宝石の中でも特に人気の高いデマントイドガーネットやツァボライトもありますが、まるでミカン科「マンダリンオレンジ」の果皮のようなカラーの『オレンジガーネット』はご存知ですか?オレンジガーネットは色々なカラーの種類があるガーネットの中でも産出量が非常に少なく透明度の高い高品質な大粒ルースは非常に稀少性が高いものです。
今回はそんなオレンジガーネットにスポットを当ててみたいと思います。

オレンジガーネットとは

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オレンジガーネットは1800年代半ばにドイツの「Spessart」で発見された宝石です。そのため産地の名前をとって「スペサルティン・ガーネット」や「スペサータイト(或いはスぺサルタイト)ガーネット」などとも呼ばれます。ジュエリーとしてのガーネットはどのカラーの物も、基本的に色合いが鮮やかで透明感と光沢感がある物が高品質とされます。オレンジガーネットももちろんその基準通りなのですが、他のガーネットと比較しても極端に宝石品質となる物が少なく非常に希少な宝石と言われてきました。最近では主要宝石産地国から産出されるようになっておりそれなりに見る宝石になってきました。

オレンジガーネットは他のガーネットと同様にアルミニウム珪酸塩+αという化学組成で成り立っています。そして『+α』の部分がマグネシウムや鉄でなく、マンガン元素の時に独特のマンダリンオレンジのような色を呈します。また、オレンジガーネットはその名の通りオレンジ系の色が特徴ですが、その色合いの違いでコマーシャルネームのようなものがつけられています。オレンジの中でも濃い赤みのある赤橙色のような色合いをしたタイプは通称で「タンジェリン・ガーネット」と呼ばれ、少し黄色っぽい色合いを持ったオレンジ色の物は「マンダリン・ガーネット」と呼ばれます。

オレンジガーネットのトリビア

20161003_5_00オレンジガーネットのトリビアをご紹介します。オレンジガーネットは実はあの有名な江戸時代から日本国内で使用されていたって知っていますか?徳川家で有名な江戸時代には根付や印籠の紐に通す「緒締め」の素材など装身具雑貨として非常に重宝されていたようです。これからもわかるようにオレンジガーネットは日本でも産出しますが日本産の物は純粋種ではないため鮮やかなオレンジ色の物は産出しません。

まとめ

今回は鮮やかなオレンジが美しいオレンジガーネットについてご紹介しましたがいかがでしたか?ガーネットと言えばやはりデマントイドガーネットが思い浮かぶ方がいるかもしれませんが、鮮やかで透明感のあるオレンジガーネットも非常に人気の高い宝石です。元々宝石質の物が極端に少なく市場にはほとんど出回らないといわれていたオレンジガーネットですが、最近ではそれなりに見られるようになっています。色の濃淡によって見え方が全く変わるオレンジガーネットですが是非お好みのカラーの物を探してみてはいかがでしょうか?

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