ジェムコレクター垂涎・憧れの超希少石ジュレメジェバイト(エレメーエファイト)

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宝石好きの中でもあこがれの希少石と言われる『ジュレメジェバイト』という宝石は聞いたことありますか?宝石名を聞くと変な名前だなと思いますが、この宝石名はロシアの鉱物者からとられたそうです。ジュレメジェバイトは一般的な知名度で考えれば知っている方のほうが少ないのでは?といった宝石ですが、この宝石はその希少性で宝石マニアの垂涎の的ともいわれるほど人気のある宝石です。今回はそんな希少石『ジュレメジェバイト』についてご紹介したいと思います。

ジュレメジェバイトとは?

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ジェレメジェバイトはエレメジェバイト、イェレミイェフィット等とも呼ばれる宝石で19世紀のロシアの鉱物学者P.V.Jeremejevが由来となっています。因みに日本では『エレミア石』という名前が最もなじみ深いかもしれませんね。この宝石は無色、淡い黄色、淡青色、濃青色等のカラーをした宝石で、産地が少ない上に、小さな原石しか採掘されないという非常に稀少な宝石です。そのため市場に出回っているジェレメジェバイト(エレミア石)で1ctを超える大粒のものはほとんどありません。
ジェレメジェバイト(エレミア石)は硼酸アルミニウムに弗素基と水酸基がくっついてできた宝石で、一見どこにでもありそうな化学組成の鉱物ですが、近年までは世界中で2ヶ所でしか産出されなかったという超レア宝石です。そのためジェムコレクター垂涎の希少石の一つと言われています。

世界中を探しても特定の場所にしかないジェレメジェバイト


ジェレメジェバイト(エレミア石)は近年までごくわずかな標本が世界各地の博物館でみられる程度の超希少宝石でしたが、近年、ナミビア各地やビルマ・モゴクのペグマタイト鉱床、マダガスカル、イラカカの漂砂鉱床からも小さいながら宝石質の結晶が発見され話題になりました。
エレミア石はトパーズ(Al2[F・OH/SiO4])の珪素が硼素に置き換えられたような化学組成をしており、一見するとごくありふれたもので世界各地で産出してもおかしくないものです。しかし、現実には世界中のごく僅かな地域でしか産出されず、その理由は今でもわからないそうです。この辺りが『エレミア石』がコレクター垂涎の稀少石の一つともいわれる理由なのでしょうね!

まとめ

今回は、『ェムコレクター垂涎』憧れの超希少石と言われるジュレメジェバイト(エレミア石)についてご紹介しました。この宝石は世界中でも限られた地域でしか産出されず、また、産出されたとしても小さな原石の物がほとんどという非常に希少な宝石として有名です。もし1ctを超えるようなジュレメジェバイト(エレミア石)と出会ったら是非手に入れてみてはいかがでしょうか?

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