限られた期間しか採られないコンクパール

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火焔模様の評価が高いコンクパール

コンクパール(コンク真珠)はピンクガイを母貝とする天然の真珠です。この真珠は出現率が1,000貝に1個、10,000貝に1個とも言われほど希少だそうです。また、『コンク真珠』は現在、採取の制限をされていることから、今後も産出量が大きく増えることは考えられないそうです。
この真珠が希少とされる理由は他にもあり、それは採取できるものがほとんど球状ではなく、ジュエリーとして使用できる大きさ・質・形を備えたものが見つかる事が非常に稀という事です。ジュエリーとしてのコンクパールは独特な模様が非常に人気があり、その中でも最も評価が高いとされているのが、真珠の表面にある“火焔模様”(flames・フレーム)を持つ物で、特に希少で人気があります。
今回はそんなコンクパールをご紹介したいと思います!

採取期間が設定されているコンク貝!

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コンク貝は元々、現地の人にとっては貴重な食料として採取されていたそうです。それが新奇な食材としてアメリカや中国でも食べられるようになり、20世紀中頃から食用として過度の採取が行われたこともあって現在では採取を禁止する地域が多いそうです。
これは、1973年にできた「絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約」ワシントン条約によるもので、貝の中身が規制された事によって、付帯する貝殻およびコンクパールも同様に規制されたことが希少となった理由です。
コンク貝は(学名Strombus gigas)現在、ワシントン条約附属書Ⅱの『輸出国の許可がなければ商取引できないもの』に指定されています。本質的には食料なため採取規制からは除外されたそうです。

真珠が採取できるのは天然のみ!?

現在、市場に出回っているコンクパールは全て「天然真珠」です。これはコンク貝が巻貝という特殊な形状なため、他の二枚貝の様に養殖することが出来ないからなんです。現地で食用として採取された副産物としてでしか発見することができません。その上、発見されたコンクパールの中でもジュエリーに使用できる程美しいものは十万分の一ともいわれています。

コンクパールは、厳しい採取制限があるうえ、養殖が出来なく「天然」でしか採取できない…この2重の条件によって他の真珠とは別格の希少性となり高額で取引されています。

コンクパールの近年の養殖状況
2006年フロリダ・アトランティック大学のミーガン・デービス、ヘクター・アコスタ‐サルモン両博士によって無核、有核コンク真珠の養殖に成功したと報じられた。養殖方法の詳細は一切発表されていないが、先ずピンクガイに麻酔注射を打ち、肉部を貝殻の外に引っ張りだし、有核の場合は核及びピースをそれぞれ1個、無核の場合は2~3個のピースを挿入し、術後肉部を貝殻内部に戻し12ヶ月養殖したようである。成功率は有核で60%、無核で80%であった。養殖された202個の真珠をGIA(米国宝石学会)で鑑別した結果、天然コンク真珠に極めて近いことがわかった。
出典:http://www.cgl.co.jp/

このような情報もあるので、養殖のコンクパールジュエリーで身近に手に入れる事が出来る日も近いかもしれませんね。

中々お目にかかれないコンクパールジュエリー

コンクパールは上で説明している通り非常に希少です。さらに偶然見つかったコンクパールの中からジュエリーに使用できるほど美しいものが見つかるのは恐ろしく低確率です。その為、『このパールを持てはデーヴァに守られ末永い繁栄が約束される』とも言われているそうで、とても素敵ですよね!
左の画像は、真珠発明120周年を記念して製作された「ミキモト パールクラウン “DREAMS & PEARLS”」です。真珠大手のブランドでもコンクパールのジュエリーはなかなかお目にかかれません。

コンクパールが希少な理由

今回はコンクパールが希少な理由をご紹介してきました。
コンクパールは、厳しい採取制限があるうえ、養殖が出来なく「天然」でしか採取できないというとても過酷な生成環境のため希少なのですね。ただ、先ほどもご紹介したように、養殖の技術も徐々に向上してきていますのでコンクパールがもう少しだけ手に入れやすくなるのも近い将来かもしれません。技術の向上に期待ですね。しかし、現在もコンクパールが全く手に入らないわけではないです。リーズナブルに上質コンクパールジュエリーを手に入れるならこちらをご覧ください!

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