オパールの産地別特徴のまとめ【保存版】

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虹のような色彩変化を示す「遊色効果」を持つ宝石として特に日本人から人気が高いオパール。「虹色石」とも呼ばれます。
組成はシリカゲルと同じSiO2、nH2Oで成分中にかなりの水分が存在します。宝石の中で唯一水分を含んでいるので、宝石店などでは保湿のために水を入れた瓶やグラスを近くに置いて保管することもあるそうです。
今回は、そんなオパールの代表的な産地をご紹介します。

宝石質のものが採られる代表的な産地

宝石質のオパールが採取される産地は3つです。オパールは各産地で採れる種類が違うのも特徴です。その9割がオーストラリアで産出されています。

オーストラリア

オーストラリアのオパールは堆積性です。長い時間を掛けて、低温状態(摂氏100度以下)で少しずつ、ゆっくりと珪素が堆積することにより出来たのがオーストラリア産に代表される”堆積性”のオパールです。堆積性のオパールは水分量が少ないことが特徴です。
ブラックオパール、ホワイトオパール、ライトオパール、ボルダーオパールがよく産出されています。

ブラックオパール

1902年、オーストラリアのニューサウス・ウェールズ州のライトニングリッジで発見されまだその歴史は100年余りです。

そんなブラックオパールは見る角度を変えると別の遊色が見られることが特徴です。この遊色が強ければ強いほど高い価値があると言われています。

ライトオパール

ライトオパールはオパールの中でも比較的安価で手ごろな価格で楽しめる宝石です。
オパールの種類は、地の色で決定します。ライトオパールとは地の色が無色のようなクリスタルの物からグレー味がかかった色までのオパールをさします。ホワイトオパールと呼ばれる事もありますが地の色が白のものを指すので正式には違います。

ボルダーオパール

オーストラリアの丸い石から採れたことで英語で「大きな丸い石」を表すボルダーという名がつきました。

ボルダーオパールは、鉄鉱石の母岩に付着しているオパールの帯を母岩とともに研磨して宝石にします。そのため形と輝きがひとつひとつ違うことが特徴です。

メキシコ

メキシコのオパールは火山性です。火山性のオパールは堆積性より水分量が多く透明感が多いのが特徴です。火山活動の影響で比較的短い時間で、そして高温の状態で形成されたのがメキシコ産やエチオピア産に代表される”火山性”のオパールです。

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ファイアオパール
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クリスタルオパール
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カンテラ
出典:http://www.suwagem.com/

エチオピア

エチオピアのオパールはメキシコ産と同じく火山性です。水分量が多く透明感が多いです。エチオピアのウェロオパールが大量に流通し始めたのは、10年程前の2006年頃とごく最近です。

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ウェロオパール
ウェロオパールは、まだまだ市場価値の新しいオパールですが、オパールと言えばオーストラリア、メキシコという一般常識を覆すほどの勢いです。

半透明のイエロー~オレンジのボディが主流で、強い遊色が特徴です。その中でも赤斑がみられるものの評価が高まります。
近年発見されたこともあり、他のオパールと比べると比較的に手に入れやすい価格帯のものが多いため、オパールデビューには最適ではないでしょうか?

まとめ

オパールは産出地によって産出される種類が変わることがわかってもらえたのではないでしょうか?
虹のような色彩変化を持つオパールは、日本国内で特に人気のあるジュエリーです。ウェローオパールが比較的安価に手に入れることができるので、オパールデビューにウェローオパールから始めてみてはいかがでしょう!

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