レッドダイヤモンド・ピンクダイヤモンドの魅力

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4月の誕生石。名前はギリシャ語で「征服されないもの」を意味するダイヤモンド。硬くて加工が難しいため「人が征服出来ないこと」を表しています。ダイヤモンドは光学的に等方性(物理的性質が方向によって違いがないもの)を持つ鉱物で基本的に色は透明です。原子同士が強い共有結合をしているため天然で最も硬いと言われるほどです。組成は鉛筆の芯や炭と同じC(炭素)だけで構成されています。
地球内部の高温・高圧状態のマントルを起源として、その環境で生成したダイアモンドがマグマと共に一気に地上近くまで運ばれてきます。 簡単に言うと、地球の内部にある炭素の塊が、5万気圧・1000℃以上という環境でギューッと圧縮されることで透明なダイヤモンドになるというわけです。
ロシアやボツワナ、コンゴ、オーストラリアなどで産出されます。
今回は、沢山あるカラーダイヤモンドの中で一番レアな色は何色?という疑問にフォーカスしていきます。

カラーダイヤモンドの色の秘密

まず、カラーダイヤモンドには「ナチュラル(ファンシー) ダイヤモンド」と「トリートメントダイヤモンド」の2種類があります。
ナチュラルダイヤモンドは、色の生成が天然のものを指します。トリートメントダイヤモンドは、ダイヤモンド自体は天然ですが人工的に色をつけたものです。色の付け方は放射線を当てたり、分子構造を変えたり、高温高圧プロセスという方法があります。

天然で色がつく理由についてはまだ解明されていません。
分かっているのは、「放射線の照射などによる結晶構造の変化」、「ダイヤモンドの生成過程に何らかの不純物が混ざり、それによって色が生じている」ということです。

窒素、ホウ素、水素などの不純物に加え、結晶構造の欠陥が可視光線のエネルギー範囲に相当する低い電子状態を作り出し、このため可視光線の吸収が起こります。その結果、ダイヤモンドに色がついて見えるのです。

出典:カラーダイヤモンド博士

わからないのも神秘的で素敵ですね。
また資料によって違うのですが、ダイヤモンド10,000個の内、ナチュラルカラーダイヤモンドは1個あるか無いか~10個以内といわれています。
この数値をから分かるように、ナチュラルカラーダイヤモンドが非常に希少価値のある宝石だということがわかります。

ちなみに、カラーダイヤモンドには、ほぼ全てのカラーがあると言われていますが、大きく分類すると、イエロー、オレンジ、ピンク、レッド、パープル、バイオレット、ブルー、グリーン、ホワイト、グレー、ブラック、ブラウンに分けられます。
(GIA(米国宝石学会)の分類では、ホワイト、グレー、ブラック、ブラウンは含まれません。)

一番レアなダイヤモンドは「レッドダイヤモンド」

タイトルにもあるように、一番レアなダイヤモンドは「レッド」です。
レッドダイヤモンドは全ダイヤの0.01%位の割合で産出されるピンクの中から変異してできます。
それゆえレッドダイヤモンドは殆ど見当たりません。存在すら知らない、という方もいるかもしれません。

出典:カラーダイヤ

レッドダイヤモンドは、もう殆ど手に入らないとか…。レッドは買えないけれど、ピンクは手に入ります。(もちろんピンクもとても希少です)

人気なピンクダイヤモンド

ピンクダイヤモンドは女性から不動の人気を博しています。人気ゆえ手に入りづらいというのに合わせて、希少なので非常に高額で取引されています。競売大手のサザビーズでのダイヤモンドにおける過去最高の取引金額をマークしたのもこの「ピンクダイヤモンド」です。

[ジュネーブ 13日 ロイター] -米競売大手サザビーズが13日にジュネーブで開催したオークションで、59.60カラットの大粒ピンクダイヤモンドが、総額7630万スイスフラン(約82億8000万円)で落札された。宝石オークション史上最高額という。
サザビーズによると、落札したのはニューヨークの有名なダイヤモンド研磨工、アイザック・ウルフ氏。このダイヤにはもともと「ピンクスター」という愛称が付いていたが、ウルフ氏によって新たに「ピンクドリーム」という名前が付けられた。
入札者はウルフ氏を含む4人で、そのうちの2人はアジア人だったという。

出典:ロイター

 

有名なピンクダイヤモンド

【ダリャ・イ・ヌール】 The Darya-i-nur (光の海、光の川)
 ・182ct
 ・世界最大のピンクダイヤモンド。イラン 宝石博物館蔵
 【シュタインメッツ・ピンク】 The Steinmetz Pink
 ・59.60ct
 ・Fancy Vivid Pink、IF(Internally Flawless)
 ・世界最大のFancy Vivid Pink ダイヤ、アフリカ産

いかがでしたか?
ピンクのダイヤモンドはかわいらしくて欲しくなってしまいますね。
希少ですが、絶対に買えないというわけではございません。

ピンクダイヤモンドを手に入れるには

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