紫だったのに色がなくなった?!クンツァイト徹底解説

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hako

アメリカの有名な宝石博士である、クンツ博士の名にちなんだクンツァイトは、1902年に発見された比較的新しい石です。また、クンツァイトは別名で「カリフォルニア・アイリス」という愛称でも呼ばれていますが、それはアメリカのカリフォルニア州で発見されたことに由来しています。
今回はそんなクンツァイトを徹底解説いたします!

クンツァイトとは?

リシア輝石の中でピンク〜紫色をしているものを指します。発色は、リシア輝石内部のアルミニウムイオンがマンガンイオンに置き換わることで生じます。ペグマタイトから産出されるペグマタイト鉱物の一種(ケイ酸塩鉱物)であり、リチウムとアルミニウムを含む単斜輝石です。クンツァイトは色合いを調整するため、頻繁に加熱されたり放射線照射処理を受けたりします。またクンツァイトは明るい光や熱にさらされると退色することがあります。

リシア輝石とは
桃色の彩色はマンガンイオンに、緑色の彩色はクロムイオンの色中心、または鉄イオンとマンガンイオンにそれぞれ起因し、黄色の彩色は未知の構造による色中心であり、一部の石はシャトヤンシーを示す。宝石として扱う場合、割れやすいので加工や取り扱いには十分な注意が必要。また、色中心による着色のものは退色性があり、光に対しても特別な配慮を要する。
桃色や紫色のものはクンツァイト (kunzite) 、黄緑色や緑色のものはヒデナイト (hiddenite) 、黄色のものはトリフェイン (triphane) という。

出典:https://ja.wikipedia.org/

色が変わる?!クンツァイトの秘密

クンツァイトは、非常に「色がデリケート」です。これは、クンツァイト特有のほんのり紫色を混ぜたようなピンク色のことではなく、退色のことです。一般的にアメシストを太陽にさらしすぎると色褪しますが、クンツァイトはその比ではありません・・・
クンツァイトは太陽光(紫外線)に弱く、長時間紫外線を浴びると退色する恐れがあります。特に青味の強いクンツァイトは、夏の直射日光にさらした場合、数時間も持たずに退色すると言われています。蛍光灯の光ですら退色する場合があるそうです。ミネラルショーなどでは、会場の強い灯りが危険なので、箱の中で遮光しておくという対応を取るところもあるそうです。
クンツァイトを持つ場合は、長時間日の光が当たる場所での保管は避けたほうが無難ですね。しかし、お召の上では問題ございませんのでご安心下さい。

クンツァイトで気をつけること

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出典:http://www.gia.edu/

クンツァイトは、淡くキレイな色合いでパワーストーンとしても、非常に人気の高いジュエリーです。弱点の退色についても、石によって差があるのかもしれないし、変色する前も、変色したあとの色もきれいだからという意見が人気の秘密のようですね。
しかし、変色後もキレイといっても、透明度が落ちるといった話もあるため、お気に入りの色合いのクンツァイトは、日の光が『つね』にあたる場所、高温多湿、また極度に寒く乾燥している場所にむき出しにしておくことは絶対に避けましょう。
身につけない時には、きちんとリングケース等に入れて遮光状態で保存しておくこと忘れないようにしましょう!
また、せっかくお気に入りなので、小まめにお手入れしたいといった場合でも、特に熱湯や超音波洗浄を行った際は退色する可能性が高いため要注意です。

保存方法やお手入れに気を付ければ、ほんのり光が色づいたようなニュアンス、方向によって色の濃さが変わる美しさを持つクンツァイトを長く楽しむことができますね。

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