意外と知られていない指輪のサイズ直しの方法

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結婚指輪は何十年もの期間、身につけるものですよね。でも、女性の場合、妊娠・出産の前後で身体の変化が大きくあらわれ指のサイズ変わってしまうことも多いそうです。
他にも、思い出の品だからと大切にしまっておいた指輪がいつの間にかサイズが合わなくなっていた…!なんてことはございませんか?
指のサイズは年齢と共に変わる物。一生身につけることの出来る指輪を選ぶときに、サイズ直しの方法を知っておくと安心ですよね。
今回は、そんな時に必見、指輪の直し方をご紹介いたします!

指輪のサイズ直しの方法

指輪のサイズ直しの方法は種類や形状、大きくするのか小さくするのかで異なります。一般に、サイズ直しが出来る指輪の素材は、ゴールド、シルバー、プラチナと言われています。

大きくするやり方は

  1. 指輪を切り、大きくする分だけ材料を継ぎ足して接続し、直径を大きくする。
    シンプルなデザインの指輪によく用いられます。
  2. 専用の機械を使って、指輪を内側から広げて、直径を大きくする。
    1号程度大きくするときに適した方法。機械を使用するので比較的簡単に直せるが宝石が付いている指輪や強度が弱いものには使えないというのが弱点。
  3. 指輪を金属の棒へ入れて、指輪表面を叩いて伸ばすことで、直径を大きくする。
    指輪の仕上げ段階でサイズを調整する場合によく行う方法
  4. 指輪の内側を削り、指輪の内径を大きくする。
    指輪の厚みがあって、指輪を切断できない場合に、やむ終えず行う方法
  5. 指輪を切り、切った所を広げて、直径を大きくする。
    指輪を切って、その部分をそのままにして、指輪の直径を広げてサイズを変える方法

の5つがあります。

小さくする方法は

  1. 指輪を小さくする分だけ切り、接続する。
    指輪を小さくする分だけ切って、切った箇所を詰めて、ロウ付けなどで接続する方法
  2. 指輪を小さくする分だけ切り、直径を小さくする
    熱などに弱い石が付いていて、熱が加えられなくロウ付けができない場合や、ロウ付けできない材質でどうしてもサイズ直しを行いたい場合に行う方法

の2つがあります。

ピンクゴールド等の合金は、ショップによってサイズ直しができない場合もありますので、一度お店に問い合わせてみましょう!

実際にお持ちの指輪のサイズ直しをする場合は、どの方法でサイズを直すのかをしっかりと知っていることが重要です。方法によってはお気に入りのデザインが変わってしまったり、指輪に入れているメッセージが薄くなってしまったりなどの影響が出る可能性もあります。作業の内容や、どのようなデメリットがあるのかなどしっかり説明してくれるショップを選ぶのが大切ですね。

動画で指輪の直し方を見る!

上でいろいろな指輪の直し方を解説してきましたが、実際に動画で見てみないとわからないですよね。ぜひ、こちらをご覧ください!
これは大きくサイズ直しをする動画です。1番の方法でサイズアップしています。

サイズ直しで、『まさか!』こんなトラブルも…

サイズ直しを行うには、素材や技術など幅広く知識が必要となります。お店によっては、一定のマニュアルや品質基準に沿って作業を行うため、難易度の高いサイズ直しの場合、トラブルになるケースもあるみたいです。

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『少し難しい形状の14.5号のリングを9号にサイズダウン』の事例

  • 指で撫でるとラインが崩れている(円のラインから突然平坦になる)ことが素人目にもすぐにわかる。
  • リングの腕~磨かれた接合部分にかけてゆっくりと顔を映してみると、リングに映った顔が接合部分で明らかに歪む。
  • サイドのラインも不自然。

こんな状態で返ってきたそう。
担当した職人からは「実際に加工してみない事には判断出来ず、今回も出来る限り手を尽くした」との事だったのですが、歪みは完璧に直す事が出来なかったとのこと。

本記事の前半で淡々とリングのサイズ直しの方法をご紹介してきましたが、「リングのサイズ直し」はとても難しい作業だということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

簡単に見えるようで奥が深いサイズ直し

簡単にやっているように思われるけれど、そうではないサイズ直し。職人の腕によってかなり仕上がりの差が出てきます。直す必要が出てきたときは熟練の職人、いつも任せているジュエリーショップに任せるのが良さそうですね。

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